Topページ > ノイズ
次は 周波数
|
ノイズあれこれ
ノイズと言えば「ホワイト・ノイズ」「ピンク・ノイズ」とかも思い出すのですが(笑)。音を合成できるキーボード、いわゆるシンセサイザーには、波形の一つとしてあったりします。オーディオ機器のテスト信号としても使ったりするそうです。最近では「ブラウン・ノイズ」ってのもあるんですね。
- ホワイト・ノイズとピンク・ノイズのスペクトル図 -
|
- 白い線がホワイト・ノイズで、ピンク色の線がピンク・ノイズです。
|
それぞれ音的には…
【ホワイト・ノイズ】は…「ザー」っていう感じの音で^^;、TVの放送終了後の砂嵐みたいな音です。滝つぼ近くで聴こえる音にも似ています。原理的には、全音域で音を同じ音量で鳴らしたものなんですよ。全音域の音がランダムに発生しています。イメージ的にはピアノの鍵盤を同時に全部押すって感じですね(それでも音足りてないけど)。上のグラフの白色の線が「ホワイト・ノイズ」の周波数分布です。因みにこのグラフは音の音量を周波数ごとに解析したもので、横軸が周波数(Hz)、縦軸が音量(dB)です。白色の線は、8〜16000Hzの間で、ほぼ同じ-20dBを示していますよね
【ピンク・ノイズ】は…「ホワイト・ノイズ」の高音域をちょっとこもらせた感じで「サー」って音ですかね?(苦笑)。「ホワイド・ノイズ」より音が柔らかくなった感じです。ちょっと遠くから滝の音を聴いているような感じですかね。これもすべての音域で音を鳴らすのですが、全て同じ音量ではなく、高音域に行くに従って「音量をある一定の割合で小さくする」という法則で作られた音です。高音域の音量が絞られることになるので「ホワイト・ノイズ」より音がこもって聞こえます。上のグラフのピンク色の右肩下がりの線がそうです。高音域に行くに従って、音量が小さくなっているのが分かると思います。
【ブラウン・ノイズ】は…「これがブラウン・ノイズです」ってのを、まだ聴いたことがないので、何とも言えないですが、その原理からして「ピンク・ノイズ」よりも更に音がこもって「シー」か「スー」かな(謎^^;)。音の聴こえ方は、あくまで私の主観によるものなので気にしないで下さいね^^;
ところで、自然界に存在する音や光で「心地よい」ってのは「1/f(周波数fの逆数)」だそうで、小川のせせらぎとかそうらしいですね。一時期「1/fゆらぎ」ってのが、電気製品とか色々な分野で応用されてたりしましたね(今でも?)。しかしシンセサイザーの「1/f」である「ピンク・ノイズ」は、うーん…心地よく聴けるもんではないんですけど…^^;。他にも色の名前の付いた「ノイズ」があるそうですね。
Copyright (C) FlawTips All Rights Reserved.
|
|
|