周波数とドレミの関係

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周波数とドレミの関係


周波数とドレミは、どう関係しているのかが不明…って方も居られるかと思いますので、少し書いてみますね。NHK等の時報で「ピ・ピ・ピ・ポーン」って鳴ってたりしますが、あれは「ラ」の音で、最後が1オクターブ上の「ラ」です。周波数でいうと、最初の三つが440Hzで、最後が880Hzです。Hz(ヘルツと読みます)というのは、一秒間に振動する回数です。440Hzということは一秒間に440回振動するんですよ^^。440回細かく空気を揺らすというか…。スピーカーから440Hzの「ラ」の音が出ている時には、スピーカーコーンが一秒間に440回、前後に微妙に振動しているのですよね(多分^^;)

音響エレクトロニクス 」(音響の基礎と応用)

周波数分布の大まかなグラフの例

で、音をグラフで見ると「周波数とドレミ」の関係が分りやすいかと思うのですが、音をグラフで見るときには、周波数分布図というので見たりします。この周波数分布図は、上の図の様に、横軸が周波数で、縦軸が音量を表します。横軸の左側は低音、右側は高音になります。縦軸は、低いと音量が小さく、高いと大きくなります。先ほどの時報を周波数分布図で見ると、そのグラフは、下の図のような感じになります。下の図の左下[Start]ボタンを押すと周波数分布を表示し、それと連動して音が鳴ります。



- 時報の周波数分布 -



  • 左下のStartボタンを押すと周波数の表示と共に、時報の音が鳴ります。


縦棒が表示されたかと思いますが、最初の三つが440Hz付近で、最後が880Hz付近を指しています。気付かれたかと思いますが、周波数分布図というのは、横軸の目盛り間隔に対して周波数の数値の増加具合が均等じゃなかったりします。鍵盤の表示はドレミと周波数を対応させたイメージです^^;(周波数分布図と鍵盤を合わせて表示しているものは見かけたことはないです)。

- ちょっとブレイク -

効果音大全集CD(時計と時報鐘/破壊・衝撃音)
65種類の「時計と時報鐘」「破壊・衝撃音」のサウンド・エフェクトを集めたCDです。1つ30秒〜1分程の長さになっています。こういう効果音は心にある情景を思い浮かべさせたり出来るので、効果的に使うと、聞き手が納得できる作品になるかもしれないですね。

効果音大全集CD・リスト
効果音CDはシリーズになっていて、かなりの数CD化されているそうです。ちょっとしたホームメイドなムービーを作るときにも便利かもしれないですね。

ところで、余談ですが、時報などの音は、その周波数付近にグラフが表示されるだけですが、「ノイズあれこれ」で書きました「ホワイト・ノイズ」のような音だと、全音域の音が同じ音量で鳴るので、横方向の線になっています(折れ線なのは、ランダムに音が発生しているからです)。

ついでに、0〜20000Hz程まで周波数を徐々に上げてみた音をグラフと音にしてみました。こちらです(Startボタンで始まります)。



- 0Hzから20000Hz程まで、周波数を徐々に上昇させた音 -



  • 左上のStartボタンを押すと0Hzから20000Hz程まで、周波数を徐々に上昇させた音が鳴ります(約10秒間)。
  • 音の上昇と共に、黄色い縦棒が右に移動します(おおよその位置です^^;)。


低い音から高い音へと変化していくに従って、黄色い縦線が右に移動します(但し、これは擬似的で、実際、黄色い線はダイナミックに形を変えながら移動します^^;)。この音の中に、ドレミファソラシドも含まれているのですが、音階の中間の音も鳴っているので、そうは聴こえないですね。単に上昇音としか聴こえないですね。

ドレミ…を周波数で書いてみると下の表のようになります。

ドレミ…を周波数で書いてみたもの


もうすこしドレミの範囲を広げた時の周波数を「ドレミの音階(平均律)に対応した周波数の表」に記してみました。

実際「ラ」以外の音は小数点以下の数が出てきます。オクターブ上の音の周波数は、下の音の周波数の2倍になります。440Hzの「ラ」の1オクターブ上の「ラ」は880Hzということです。逆にオクターブ下の「ラ」だと半分の220Hzになります。




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