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耳の特性
テレビやラジオの音と、生の音とは、何か違って聞こえたりしますよね。生音の場合は、臨場感等、音圧や迫力を感じますよね。音はマイクやラインで収録して録音機材で記録し再生しますが、それらの音を扱う機器の性能や特性があり、生の音をそっくりそのまま、録再できるものは無かったりしますよね。また、電話などでもそうですよね。人と会って会話をする時の声と、受話器を通しての声とは違って聞こえますよね。
ところで、人間の耳も同じで、特性ってのがあるそうですよね。全ての音が均等に聞き取れるかといえば、そうではなくって、高音域や低音域は、聞き取りにくいそうですね。また小さい音だと、その傾向が、更に強くなるそうです。実際、80Hz、4000Hz、12000Hzの音を、レベルメータ上で同じ音量にして鳴らしてみると、4000Hzがより大きく鳴っているように聞こえました。また、徐々に全体の音量を小さくすると、80Hzが聞こえなくなって、次いで12000Hzが聞こえなくなりました。逆に、聴感上、同じ音量で鳴っているように音量を調節すると、80Hzをかなり大きく、4000Hzをかなり小さく、12000Hzをやや小さくすることで実現しました^^;
ところで、それらをまとめたのが「等感度曲線」とか「等ラウドネスレベル曲線」とか言われるものなんですが、これによると、4000Hzの音が最もよく聞こえるみたいです。因みに、4000Hzの音程は、時報の最後の音が880Hzの「ラ」なので、その2オクターブ上(3520Hz)ぐらいの音になります。かなり高い音ですね。一般的に高い音が多く鳴っていると輝きが増し、明瞭度が高くなりますよね。音が目立つようになりますよね。目立つということは、それをよく聞き取っているってことなんでしょうね。
耳が、その音域をよく聞き取るのは、鼓膜の振動とか、大きさ、形状、耳の穴での音の反射とかによるのでしょうかね?。その音域に共鳴しやすいのかな?。その辺は知りませんが…。鼓膜がなぜそうなったのかっていうのは、声や、人間の進化の過程に何か隠されているのかもですね^^;、現在の人間の可聴域に落ち着いた理由も、過去の地球環境にあるのかもですね^^;。でも動物によって可聴域が違うらしいし、地球環境によるものなのかそうでないのか…。カクテル・パーティ効果(ザワメキの中でも、特定の音だけを聞き取る耳の能力) って話もあるし、どの音域も感じてるけど、脳に至る迄の器官や脳で排除してるのかもですね(?)^^;
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