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ボコーダ
「エンベロープ・フォロアの波形追いかけ度合い!?^^;」の記事の最後に「ボコーダ」というものが出てきましたが、これは「ロボットの声」みたいな音を出してくれるので?「ロボット・ボイス」とか言われたりします。YMOがよくこれを使っていましたけど、喋ったり、ボーカルにこれをかけたり、コーラス(!?)として使ったりでした。大ヒットした「テクノポリス」という曲では「T・e・c・h・n・o・p・o・l・i・s…Tokio」と、喋ってましたよ^^;。それを収録している2ndアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァ」では、他曲でも、ボコーダを使ってたりします。
その頃は、Roland社の「VP330 Vocoder Plus」というのを使ってたんですかね?(3rdアルバム「BGM」にあった機材リストに「Roland Vocoder Plus」が…)。昔、楽器店に「VP330」の中古品が展示してあって、音を聴いた瞬間に「おぉッ!!YMOだ!」って感動してトキメイタのを覚えています^^;。デジタル機器やソフトウェアのボコーダ等を使ったことはあるのですが、どうしても「あの音」を出せないんですよね^^;。YMOで覚えたあの音が耳に染み付いているというか、脳の奥底にしっかりと記憶されてるんでしょうね^^;
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- ちょっとブレイク -
そうそう、VPシリーズが復活してたのですよね。
Roland VP-550
VP-550は、「声の演奏」ができる高品位ボーカル&アンサンブル・キーボードです。いわゆる「ボコーダ」ですね。これがあれば「T・e・c・h・n・o・p・o・l・i・s…Tokio」を再現出来そうです^^!。後は坂本龍一さんの声(フォルマント)を如何に真似るかってところですか。。。
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- ちょっとブレイク(その2) -
ソフトウェアのボコーダには、OrangeVocoderVST
というのがあります。PROSONIQ社のボコーダです。VST(バーチャル・スタジオ・テクノロジ)の使える音楽制作ソフトウェア上で使うことができます。YMOっぽい音はあまり出せないですけど、このソフトなりの独自の音を出すことができます。昔はMacでしか使えなかったんですが、今では、Windowsでも使えるようになっています。一つ難点なのが、ちょっと処理が重たい感じです。他のVSTインストゥルメントやVSTエフェクトと併用してリアルタイムで動かすと、音が途切れたりします。でも、最近の早いCPUのPCなら問題ないかもですね^^;
OrangeVocoderVST
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「ボコーダ」は「ボイス・コーダ」の略だとかですが、音声符号化機器(?)という通信機器だったようですね。声の作り出すフォルマント(参考「声の周波数分布」)だけを送るみたいですね。そうするとデータ量が少なくなり、伝送しやすくなるんでしょうね。例えば、インターネットで、同じ回線速度ならば、データ量とダウンロード時間とは、比例したりしますが、それと似てるのかなと思ったりします(よく理解してないですが…^^;)。音声そのままを送ると、データの多さから、かなりの時間を必要としますが、フォルマントだけだと、少ないデータ量ですみ、時間もかからなかったり、また、低周波での伝送?もしやすくなるのかな?(多分^^;)
フォルマントというのは、声という音の周波数特性で、言葉の音(おん)や、話し手の声を出す器官の特長から作り出されたりします。一つ一つの言葉の音(おん)に対して、フォルマントを変えて喋っているんでしょうね^^;。また、それがあるので、言葉の音(おん)や人の声に違いが出て、言葉を聞き分けたり、話者を特定出来るんですね。なので、フォルマントだけを送れば、受信先で大体判別出来るんでしょうね。分かりにくい大雑把な音になるようですね^^;
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