うめ吉さん
最近、ピピっとくる音楽がなくって、そういう耳になっちゃったのかな?って思ったりもしていたのですが、ふと「うめ吉」さんという俗曲師さん(とプロフィールに書いてありました^^;)の出しているアルバムを幾つか視聴して、ピピピピピー!と来ました^^;。ところで、最初は「うめ吉(うめきち)」という名前を見て、男の人を連想していたし、純邦楽とか、江戸小唄、明治大正はやりうた、戦前の流行歌とか書いてあったので、その当時、録音した音源かな?って思ってたのですよね^^;
…うめ吉さんの正式な芸名は「桧山うめ吉」なんですよね。Umekichi Hiyamaです。
しかし、写真は若い女の人だったし、アルバムは、ここ数年で5枚出しているとかで、新世代の三味線エンターテインメントとのふれこみですね^^。因みに「俗曲(ぞっきょく/ゾクキョク)」というのは、三味線などに合わせて歌う流行歌・歌謡曲、自由形式の短い俗謡、都都逸(どどいつ)だそうで…^^;(といってもあまりピンと来なかったりしますが…)、実際、和服に三味線、日本髪という姿で、寄席や、お座敷、はたまたジャズのバックバンドと共にライブ活動もしているんだそうですよ。
映像などを見ると、バックにバンドがいて(ドラムの人は和太鼓もたたいてたみたいだけど^^;)、振袖姿で踊っているんですが、派手じゃないその踊りが少しクール?にも見えて「かっこいい〜」って感じがします(振袖であれだけ踊ると派手なのかもですけど^^;)。ちゃんと囃子、長唄、小唄、踊りも習われているそうで、洗練された感じで、小気味よい心地よさを感じます。これだけじゃ、説明不足かと思いますので、詳しい事は、うめ吉さんの公式Web「電子版・うめ吉新聞」がありますので、そちらで^^;
ところで、音の方ですが、ほんと楽しいって感じです!。声質とか三味線の音、曲などは、その時代のイメージなんですが、何か伝わって来るものがあります。過去にも、そういった音楽を聴いたことはありますが、あまり耳に残らなかったり…でした。私の想像力の無さがそうさせるのか、音質の問題なのか、なぜ当時の人たちはそういったものを楽しいと感じたのだろう?って不思議だったりもしたんですが、でも、うめ吉さんのを聴いて理解出来たというか、その当時流行歌を聴いてワクワクしていた人たちの、そのワクワクの感覚を、そのまま体験出来たって感じです。うめ吉さんを通して、その時代の雰囲気みたいなものに触れることが出来たという感じです^^
うめ吉さんについては、「動くうめ吉さん」にも少し書きましたので、よろしかったらどうぞ。
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