三線(さんしん)

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三線(さんしん)


前回「ユンタと共同作業」で、八重山地方の歌には「アヨウ」「ジラバ」「ユンタ」「節」…等の種類があって、それぞれ、歌詞に書かれている内容や、その歌の用いられ方とか、歌われる場所とかで名前がついている…ということでした(前の3つを労働歌と呼んだり、4つ目を節歌と呼んだりするそうですね)。でも、それほどキッチリ使い分けて歌っているってことでも無いみたいなんですね。

ところで「労働歌」というのは、その名の通り、仕事をしながら歌ったするものなんですが、まあ当然かもしれないですが、楽器による伴奏はなかったそうです。作業道具から出る音が伴奏だったりしたんでしょうかね?^^;(時代劇?とかで、力仕事でのタイミング合わせに太鼓を使ってる場面とか見たような記憶がありますけど…^^;)。一方で「節歌」というのは、16世紀頃に沖縄本島から来た役人がもたらしたものだということで、屋内で歌われるそうですが「三線(さんしん)」などの楽器で伴奏をつけるそうです。「三線」もそういう経由で入ってきたようで「節歌」が作られるようになったのは、これがあったからなんでしょうね。因みに「三線」は、14、5世紀頃に中国から沖縄本島(?)に入ってきたみたいですね。そして、それが16世紀頃、大阪へ渡り「三味線」に進化していったそうですよ^^。奄美大島にも三味線はあったりするので、分りませんけども、大阪だけでもないのかもしれないですね。

今では、そういう「歌の種類」による伴奏有無の区別は無かったりしますよね。「節歌」じゃなくっても伴奏を付けたりします。「安里屋ユンタ」とかの「ユンタ」を三線伴奏付きで歌ってたりしますよね。八重山諸島を巡ったりすると、どこかで三線の音と共に「安里屋ユンタ」が聴こえてきたりします…というか、そういう雰囲気があるって感じですが^^;。浜辺に行くと練習してたり…^^;。人の集まる施設には、三線をひとつやふたつ置いてたりするのかな〜?、わりと見かけたりしますよ。

その三線という楽器…はじめての人がとっつきやすいようになんでしょうけど、沖縄民謡とは関係ない曲で演奏したりもしますよね。フレットレスの弦楽器だし、指の押さえ所で音程が決まるので、そういうことも出来るんですが、沖縄民謡を演奏する時の押さえ所は、平均律とは少し違ってたりします。開放弦(弦を押さえずに鳴らすこと)は、ド-ファ-ド(オクターブ上)と調弦(ちんだみ:チューニング)するそうですけど(本調子の場合)^^;



琉球楽器の店「える・おきなわ」






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