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声の共鳴
声も、共鳴という原理を使っているそうですね(普段そういう意識はないですが^^;)。声門で作った空気の振動を、声道の各器官で共鳴させているんですね。必ずしも声門を振動させるのではなく、ため息のように「はぁ〜」ってのは、声門を揺らす事のない場合もありますよね。でも「は」を力強く発音しようとすると、声門を揺らして、続いて「あ」も発音してますね。
また、声って口から出る音だけじゃなくって「ん」の発音や「ハミング」のように、口を閉じて出すものもありますよね。これは喉や鼻腔で共鳴させているんですね。色々と声道の各器官を駆使して発音しているんですね。英語とかだと、舌の動きも大切になるのかな?。「r」の巻き舌なんかは、日本人には難しいところですね。
ところで、話を戻して、共鳴の原理を使えば、息を出す量を少なくしても、大きな声にできるということですよね。音叉に共鳴箱を付けると音が大きくなるように、声を体全体で共鳴させると、声量が増幅され、より大きい声になるんでしょうね。勿論、根本的には、息を出す量が、声量に関係しているんだと思いますが…^^;。また、フォルマントを考えると、言葉の音を特長付けるフォルマントを、より共鳴出来ると、より大きくなるのかな?。後は、口を大きく開けるとか…^^;
よく「お腹から声を出す」という言い方をしますが、腹式呼吸をして、肺とお腹をうまく共鳴させているのでしょうね。大きくってよく通る声ですよね。その「よく通る声」ってのですが、音の高低も関係するのかなと思ったりします。ある周波数帯に音が集中した状態で、それ以外の周波数帯の音を小さく鳴らすと、よく聞こえたりしますよね。
例えば、注意を促すための音は、雑踏に消えないように、高い周波数の音を使ってたりしますね(まあ、それに加えて大きい音を使っている場合が多いですけど^^;)。雑踏と同じような周波数帯だと、音の合成で消えてしまったりなんでしょうね(多分^^;)
なので「よく通る声」ってのは、声が大きいってのもあるだろうけど、周りの人の喋る声のトーンよりも、高かったり、低かったりするんでしょうね。そうすれば、音が合成されても消える事が少ないのでしょうね。また、明瞭な発音と、声量の安定といったこともあるんでしょうね。一方で、人間の耳は、よく聞こえる周波数帯とか、よく聞こえる波形とかがあるそうです。部屋を共鳴させるような声とかも、よく通るのかも^^;
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