声色という音色

FlawTipsの音的ウェブ
「音」関連の事柄を図や音を使って紹介しています。
音的ブログで書き綴った膨大な記事をウェブ化してみました!サイト内の検索も出来ます。
サイトに掲載されているページのリストです >>>サイトマップ<<<
エフェクタ - シンセサイザ - 周波数 - ノイズ - 波形 - 倍音 - - 共鳴 - 平均律と純正律 - ステレオ・メーター - 屋外の音 - 耳の特性 - 音と脳 - 音楽の効用 - デジタル・サンプリング - 波形編集ソフトウェア - 音の歪み - 真空管 - VST,SynthEdit - ボコーダ - 変調 - 波形に変化を与える1 - 波形に変化を与える2 - 波形に変化を与える3 - 偶数倍音列と奇数倍音列 - Waveshaper - 日本古来の音階 - 沖縄民謡、古典音楽 - 三線 - YMO - デジタル・オーディオ・ワークステーション - メロディー・パイプ - FlawTipsの音的オススメ - サイトマップ - サイト内検索
シンセサイザ比較|YAMAHARolandKORGNord


Topページ > 声
次は 平均律と純正律



声色という音色


楽器の音が、人間の声に準えられるように、人間も、楽器のような声を出せたりしますよね^^;。昔、歌、伴奏共に声で表現した音楽ってのがありましたね。ボビー・マクファーリンさんでしたか、の〜んびりとした曲が大ヒットしてましたね。かれこれ17年程前だそうですが^^;。一方で、ギタリストのエイドリアン・ブリューさんは、ゾウ等の動物の鳴き声を、ギターやエフェクターを駆使して出してましたね(懐かしい^^;)。彼がいるバンド「キング・クリムゾン」の「エレファント・トーク」という、かなり昔の曲で、ゾウが鳴いてました^^;

ところで、以前書いたように、楽器の音色の違いは、主に「倍音構成とエンベロープの違い」から来るということでした。人間の声の違いも、それらの要素に拠るんでしょうね。「声色」という言葉があるように、音色なんでしょうね。この声が作り出す音色は、非常に種類が多いと思ったりします。

例えば、人それぞれ、声色が異なってますが、それに加え、相手の年齢や性別、間柄、内容で、声色を使い分けて話すことがありますよね。声色で、喜怒哀楽が表せたりしますよね。相手の表情が見えない電話でも、その声でどういう感情で話をしているのかを、伺い知る事が出来たりしますよね。そして、意味も分からないような難しい言葉であっても、その声色でなんとなく、どういうものを意味しているのかってのも、想像できたりしますよね。

声色とは違いますが、言葉の「読み」も「音色」としてみることが出来たりします。「母音によるフォルマントの違い」(詳しくはフォルマントの合成による「あいうえお」)、というのがあるように、50音を組み合わせて出来ている言葉自体が、一つ一つ異なるフォルマントを持っているので、それぞれ「音色」を持っていると考えられますよね^^;

例えば、太鼓の音を言葉で表した「ドンドン」や「トントン」とかだと、前者の方が、大きい太鼓の音色って感じですよね。このように、言葉の「読み」の組み合わせが音色を作りだしているんですね。母音や、子音の濁音、破裂音等が作り出す、フォルマントの変化なんですね。

実際、文章だと、色んな言葉が並ぶので、複雑に音色が変わりますよね。声色が色んな事を表す事が出来るように、言葉の音色でも色々表現できるのかもですね^^;




Copyright (C) FlawTips All Rights Reserved.




<<<楽器関連>>>

DJ機材
サウンドハウス
楽器の事なら石橋楽器!