Topページ > ステレオ・メーター
次は 屋外の音
|
ステレオ・メータで図形を音にする?
前回の「ステレオ・メータの図形を式で変化させる」では、ステレオ・メータに表示される図形を式で変形させてみるとどうなるかってことでした。音像の回転や、音量の変化、音の配置を変える変えることができますが、もっと複雑な式で変換すると変わった音に変化するかもですね^^;。ところで、今度は、ステレオ・メータに表示するのではなく、逆に図形を書き込んじゃって、それを音に戻すと、どういう音になるのかって思ったのですが…^^;。ステレオ・メータでは、LとRの音を図形的に表現したものだから、図形から、LとRの音を表現することもできるんじゃないかなってことです^^;
しかし、ステレオ・スコープというのは、音を物凄い速さで図形に変換していものなので、それを逆に使おうとしたら、物凄い速さで書き込まないと、まともな音にならないのかと思ったりします。また、音の波形は、この図のように、沢山の音が混じると複雑な形になるものですよね(こんなに複雑なのに、ちゃんと音楽になるのですよね^^;)。
- 倍音を徐々に加えた時の波形の変化 -
|
- 440Hzを基音として、倍音(880,1320,1760,2200Hz…)を順に加えています。
- 楽器の倍音同様、高次倍音になるほど音量を低くしています。
|
でも人の目には、複雑な形に見えても、法則に則ったものになっているのですよね^^;。逆に言えば、手書きで波形を書いても音楽はならないのですよね。ステレオ・スコープでは、LとRのその複雑な波形を一つに組み合わせたものなので、更に難易度が高くなると思ったりします^^;なので、ステレオ・スコープで素早く図形が書けたとしても音楽にはならないのですよね^^;。凄まじくノイズっぽい音になると思います。まあサイン波の波形ぐらいならノイズまじりになりそうだけど、それらしい音になるのかもですね。
ところで、ステレオ・スコープは、X-Y・スコープとも言いますが、このXとYを、LとRの音量に当てはめずに、全然別の要素に当てはめると、音になるかもですね。一つの要素で二つの要素を変化させることが出来るので、お互いに影響しあうようなものに当てはめるのがいいのかもですね。まあステレオ・スコープで書かなくても、単にLとRの振幅値を周波数に変換したりして、別の音を作るってことも考えられますね^^;(オススメではないですけど)
前者に関しては、実際そういう楽器(?)が販売されてたりしますね。音を加工したり、MIDI機器の制御だったかな?。また「テルミン」という電磁波の変化を感知して音を作り出す電子楽器をシミュレートしたパソコン・ソフトで、X-Yスコープを使ってたような…^^;
Copyright (C) FlawTips All Rights Reserved.
|
|
|