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遠くの音
野外でコンサートなどをやっている時、その会場の外でも、音が聞こえたりしますよね^^;。そして、会場から離れて行くと、次第に音量が小さくなったり、音質が変わったりしますよね。スピーカの前ではギンギンとしていた音が、こもった音になったり、体の芯から振動するような低音の迫力が消えますよね。更に離れると聞こえたり、聞こえなくなったりしますよね。風の影響だったり、反射音との干渉で打ち消されたりするんでしょうね。場合によっては、瞬間的にとてもクリアーな音が聞こえたりします^^;
ところで、音は、一秒間に約340m進むそうですが、最初に振動していたエネルギーが、周りの空気を振動させるうちに、少なくなって、あるところでエネルギーが尽きて、それ以上、進む事が出来なくなるのでしょうね。ある方向のみに、スポット的に音が進むと、減衰が少なくて済むのかもですけど、音は、四方八方に球状に広がるそうなので、球の表面積を求める公式の「4πr^2」からすると、揺らす面積が「スピーカからの距離の2乗倍」で大きくなっていくんですね。1秒だと、340の2乗(=115600)倍なんですかね。音源から離れるに従って、拡散して、パワー不足になって空気を振動させることができなくなるんでしょうね(因みに、超音波を使って音楽を遠くまでまっすぐ運ぶ技術があるそうですね^^;)
音の種類によっては、かなり遠くまで飛んでいく場合もあるみたいですよね。その環境の音とは違う周波数帯の音だったり、連続的に同じような波形を出す「電子音」のような音だったりすると目立ちやすいというのもあるかもですね。昼間は、聞こえないような遠くの音が、夜だと聞こえてくる場合もあったりしますよね。遠くを走っている車の音とか、船の汽笛、サイレンなどの警笛などは、遠くまで聞こえてきますよね(小型の船では、電子音を使ってたりしますよね)。
また、ジャングルの中で会話に使われる「トーキング・ドラム」なんかはそうですね。草木のザワメキは、全周波数帯に音が分布するノイズに近いと思いますが特定の周波数帯の音が鳴っているのだろうから、ザワメキにかき消されにくいのかもですね。余談ですが「トーキング・ドラム」って、その名前通り、言葉に対応した鳴らし方があるらしく、細かい会話が出来るらしいですね。でも、ジャングル中に音が届いて、皆に聞こえるだろうから、プライベートな会話は出来ないかもですね^^;
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