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耳の特性4(音程の感じ方)
耳は、時間差でも音の位置を感じるということなんですが、たいていは音量で位置を感じるのですよね。その音量なんですが、音質に関係してくるという話もありましたが、音の高低にも関係してくるそうですよ^^;。勿論、耳の特性での話しですよ^^;
ところで、耳は、一般的に【高い音をやや低く感じ、低い音をやや高めに感じる】そうです。例えば、440Hzといえば時報とかでおなじみの「ラ」の周波数ですが、それを倍にしていった音、880Hz、1760Hz…の高い「ラ」の音を聴いた時に、(例えばの値ですが^^;)870Hzとか、1750Hzといった「若干低く感じる音」として聞き取ってしまうらしいです。なので、耳を頼りに、880Hzや1760Hzと感じる音を出そうとすると、実際は、それ以上の周波数の音を出さないと、オクターブ上の「ラ」と感じないのだそうです^^。絶対音感の有無みたいなのも関係してくるかとは思いますけど…
さてはて、私には絶対音感みたいなのは無いようなのですが、こんな実験をしてみました。最初、440Hzのサイン波を聴いた後、その周波数を徐々に上げていきました。音程が次第に上がっていくのですが、周波数に関する表示は一切見ずに、耳だけを頼りに、オクターブ上の「880Hzのラ」と思える音を探してみました。「これでよし^^」というところで、上げるのをやめて、周波数の表示を見てみると、なんと「900Hz」を表示していました(なんてこった!!@o@)。耳の特性としては正常かもですが…^^;。更にオクターブ上の「1760Hzのラ」を目指して見ると、今度は「1820Hz!!」。更に上の3760Hzは「3680Hz???」(あり〜?逆に下がってしまった^^;;)。そいじゃあ「440Hzのラ」を鳴らしたまま、もう一つの音を上げたら、大丈夫だろうと思ってやってみると、なんとズレが…^^;
しかし、この実験を繰り返すと、ズレが修正され、880Hzや1760Hzといったオクターブ上の「ラ」に近づいて行きました^^;。音の高さを覚えてしまうからなのかもですね。また、徐々に上げるのではなく、870Hz、880Hz、890Hzという「三択」でやってみると、迷わず「880Hz」を選べました^^;。何か音の感覚の思い込みがあったのかもしれないですね。無意識的だと、基準値より高い周波数を選び、意識すると、基準値を選ぶことが出来るみたいです。無意識的には、基準値よりも高い方を心地よく感じました。不思議ですねー。って音量とは関係のない、音の高低の話になってしまいましたね^^;
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