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マルチ・エフェクタ
BOSS社のデジタル・ディレイ「DE-200」は、デジタルへ変換した後の数値の扱いが12ビットなんですね。CDは16ビットを使ってたりするので、音のキメが荒くなりますね。そういうところも音に「暖かさ」を感じさせるところなんですかね?。アナログ→デジタル→アナログの処理で色々音の変化があったりするんでしょうね^^;。因みに、ビット数を落としたりするとロー・ファイ(低忠実度、ハイ・ファイの逆)といわれる音になったりしますね。何か存在感のある「太い」音になったりするそうですね。そのためか、今でも「DE-200が好きだ」と言う人はいるみたいですね。アナログとデジタルの混在がそういう音にするんでしょうかね?懐かしい音です。
そういう、一つのエフェクタに、一つのエフェクトというものが、今も昔もあったりするんですが、一つのエフェクタに、複数のエフェクトを内臓した「マルチ・エフェクタ」というものが、80年代中頃?から出てくるのですよね。その頃は、YAMAHA社のSPXシリーズが出てたんですかね?、リバーブ、ディレイ、コーラス、ディストーション…といったものが内臓されていました。すぐに実践で使えるように50個程、エフェクトの設定がプリ・セットされていて、例えば「ホール・リバーブ」とか「キャニオン」といった名前で記憶されていました。それらは、音場をシミュレートしたもので「キャニオン」では、グランド・キャニオンみたく広大な大地の雰囲気を醸し出すような、物凄く深いリバーブが設定してありましたよ^^;
また「複数のエフェクトを直列でつないだ状態」でも使えるようになっていました。例えば「ディストーション→コーラス→ディレイ→リバーブ」といった並びで設定されており、プリ・セットの一つとして提供されていました。通常、それらを実現する場合は、単体のエフェクタを幾つものケーブルでつなぐといった作業があったり、ノイズに悩まされたりってことがあったんですが、マルチ・エフェクタでは、それを内部で実現してしまうので、音質の劣化もなく、手間隙省けるということなんです^^;
しかし、内部で複数のエフェクトをつなぐといっても、常に同じエフェクトを使うことになるので、下手すると飽きてしまうといった面も持っていたのかもですね。私は、あまり4段つなぎのエフェクトは使わなかったように記憶しています(使いこなせなかったかもですけど^^;)。しかし、個々のエフェクトを細かく設定出来るようになっていましたよ^^;
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