真空管アンプでの波形の変化

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真空管アンプでの波形の変化


真空管での波形の変化について色々調べたりしているんですが、変化に富んでいて、いまいちよく分からない部分があったりします^^;。実際、真空管の「12AX7」に音を通してみて、増幅した波形を見ると、分かりやすいかなってことで、サイン波、ノコギリ波、三角波、矩形波を入れてみました^^;。こんな感じに変化したりします。



- 真空管アンプでの波形の変化の例1 -


  • 「12AX7」での波形変化です。
  • 原音と変化後の波形を交互に表示しています。
  • 変化後の波形には、色をつけています。




少しの変化なので、ちょっと分かりにくいかもですけど…^^;。図では、原音の波形と変化した波形を、交互に表示しています。変化後の波形には、色を着けています。それぞれ変化具合が異なったりしていますね。

また、音域でも変化したりするそうです。こんな感じです(この変化は「12AX7」では綺麗に出なかったので、波形表示はダミーです;)。



- 真空管アンプでの波形の変化の例2 -


  • 真空管アンプでは、上記のような波形変化が音域によって起こったりするそうです。
  • 下の波形音量の下がる変化を「サグ」というそうです。




図の上の波形ですが、これは、高音域で発生したりするそうです。電子の反応が、鈍くなったりするのかどうかわかりませんが^^;、波形の立ち上がりが鈍くなったりするそうです。また、これは、高音域を削った時の波形に似てたりします。下の波形ですが、これは、低音域で発生したりするそうです。波形が下がっているためか「サグ」(sag)と言うみたいです^^;。また、これは、低音域を削った時の波形に似てたりします。こういう変化をする真空管は、中音域を強調するのかもですね。

次に、こんな感じの波形になることもあります。



- 真空管アンプでの波形の変化の例3 -


  • 真空管アンプでは、波形の端が上下に細かく揺れるような「リンギング」という状態になるものがあるそうです。




これは、真空管の出力を抑えた時に生じるみたいですが、波形の揺れがあります。「リンギング」(ringing)と言うみたいです。また、これは、ある一定音域の音量を強調した時の波形に似てたりします。

という感じで、真空管は、こういった波形の歪みを発生させているのですね。また、これらは、真空管に入力する音の高さや、音量でも変わるみたいですね。真空管の変化は、とても奥の深いです。しかし、全ての真空管がその動作をするというわけでもなく、微妙に違うみたいですね。余談ですが、真空管のオーディオ・アンプでは「立体的な音」になるという話もあったりしますが、微妙な差が、ステレオの右と左のそれぞれの真空管で起こった結果かもですね^^;




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