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シンセサイザと楽器の表現力?
楽器の音というのは、基音があって、倍音があって、それらが、時間的な音量変化をして出来てたりしますが、シンセサイザでは、それを波形やフィルタ、エンベロープといった機能で、模倣してたりしますね。中には、楽器の音によく似たものもあったりしますけど、その楽器の音に対する、微妙な表現力みたいなものは、やっぱり、楽器の方が上というか、多く持ってたりしますね。そういうのをカバーするためなのか、シンセサイザでは、先の3つの機能以外に、打鍵の強さ(ベロシティ)や、鍵盤の押し具合(アフター・タッチ)、ピッチ・ベンドやモジュレーション・ホイール、フット・ペダル等で、音量や音程、音色に対して、変化を与えたりしますね。でも、楽器だと、そういう変化以外のものがあるというか、色んな演奏方法が、色んな音色を作り出したりしますね^^;。一つの楽器でも色んな音を出せたりしますね。
例えば、先ほどのシンセサイザのところでもあった弾き方の強弱もありますが、短く切って弾くとか、伸ばし気味に弾くとか、消音とかでも音が変わったりしますね。また、ギターのボディーをたたいてリズムの音にするとか、ピアノでも、中にある弦を直接鳴らす、内部奏法というものがあるそうですよね。ギターの弦の音と、ボディーをたたく音ってのは、シンセサイザでは、全く別の音色として扱うわないと難しいですよね^^;。そういう一風変わった弾き方じゃなくっても、楽器は、微妙な表現力を出せるものだと思ったりします。
楽器一つで色んな音を鳴らすことが出来るといっても、奏者の力量とか、楽器そのものの出来具合とか、音響、録音技術なんかで、その幅も制限されてしまうんでしょうね^^;。また、シンセサイザにも、シンセサイザにしか出せない、音ってのもあるかと思います。楽器には出せない音域を楽々だしたり出来ますよね^^;。それぞれに特長があったりですね^^
でもまあ、どうがんばっても、シンセサイザは、今あるような機能だけでは、楽器の音を完全に模倣するということは、出来ないのかなって思ったりもしますが、音をサンプリングして、それを鳴らす技術が向上して、プロが演奏した楽器音をサンプリング・シンセサイザ等で鳴らせるようになってから、そういったことは、そんなに重要でもなくなってきたのかな?って思ったりしますね。ということで、シンセサイザは、シンセサイザにしか出せない音を追求していくのがいいのかと思ったりします^^;。まとまり悪し…^^;
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