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鍵盤のないシンセサイザ
前回は、「シンセサイザと楽器の表現力?」ということで、シンセサイザと楽器…云々という事でしたが、シンセサイザというのも楽器の一つなんですよね^^;。電子楽器ですよね。シンセサイザというのは、前にも書きましたけど「音を合成するもの」だったりしますよね。それを音階に沿って音を鳴らすと、曲を演奏出来たりします。今頃のシンセサイザは、どれも鍵盤が付いていて、すぐに「ドレミ」といった音階を奏でることが出来たりしますよね。MIDI(ミュージカル・インストゥルメント・デジタル・インターフェース)に対応してたりして、音階がデジタル・データになっているから、扱いやすいのかな?。音源部だけを抽出した鍵盤のないラック・マウント型ってのもありますね。MIDI対応だから出来るんでしょうね。
今のシンセサイザって、本体に対して鍵盤の占める割合ってのが、大きいかと思いますが、昔のシンセサイザは、鍵盤以外の部分がとっても大きかったみたいですね。鍵盤を触るというよりは、コード類を色々差し込んだり、つまみを回したりといったことの方が主たる目的だったのかもですね^^;。余談ですが、今だとプリセットの数も多く、一つ一つの音色がとっても魅力的だったりして、音色を変えるということもあんまりしなくなってたりかもですね^^;。下手に変えると、魅力が落ちてしまったりで(私の場合ですが…^^;)
ところで、もっと古い時代には、鍵盤の付いてないものもあったそうですね。シンセサイザというのかどうか分からないですけど「テルミン」と呼ばれている、電子楽器がそうですね。1920年代にロシアで産まれたものだとかですが、箱に4本の足が付いていて、縦と横方向にアンテナが2本付いてたりします。演奏者はアンテナに手を近づけたり遠ざけたり、また細かく揺らしたりします。縦のアンテナで音程を変えて、横のアンテナで音量を変えるそうです。仕組みはよく知りませんが、手とアンテナの間の電気の量の変化を音や音量に充てているみたいですね。人が帯びている静電気の具合とかで変わってくるのかな、演奏者によって音が変わるそうですね。
この「テルミン」は、一時期、通信機器と疑われ廃棄処分にされてしまった時もあったそうですが、今でもありますね^^;。聴いた感じは、弦楽器とか、女性コーラスの「Uhh-」って感じの暖かみや優しさを感じる音です。今頃のシンセサイザには、ない感じの音です。ゆっくり目の曲の演奏だと、しばし、ぼーっと聴き入ってしまう感じですよ^^;
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