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SynthEditで組んだシンセサイザの一例
これまでにVCO、VCF、VCA、EG、LFOといった機能が出てきました。これらを組み合わせるとシンセサイザを作ることが出来ますが、それぞれの中身は、色んな回路を組み合わせたものになってたりします。SynthEditのモジュールを使ってこれらを組んでシンセサイザを作ると、こんな感じになったりします。
- SynthEditで組んだシンセサイザの一例 -
図は、SynthEditの各モジュールをつなげたものです。また、VCOにあたる部分、VCFにあたる部分等に枠組みを付けて表示してみました。
【Keyboard枠内】…音程に相当するMIDIノートを電圧にして出します。
【VCO枠内】…[Oscillator]モジュールは、オシレータです。そこで音が発生します。"Pitch"には、音程に相当する電圧値が入ります。左下の[Waveform]モジュールは、saw波(のこぎり波)を出すための指定です。
【VCF枠内】…[1 Pole LP]モジュールは、1ポールのロー・パス・フィルタです。"Pitch"はカットオフ周波数です。VCOで発生した音を加工します。
【EG枠内】…[ADSR]モジュールは、エンベロープ・ジェネレータです。"Gate"には「鍵盤を押した」という情報と「鍵盤を押すのを止めた」という情報が入り、それにより[ADSR]モジュールは動作し、音量調節の信号を出します。[Attack][Decay]等…は、アタックやディケイ・タイムの時間指定等です。これらを変化させると、EGの動作も変化します。
【VCA枠内】…[VCA]モジュールは、EGからの信号で、VCFからの音に音量変化をつけます。そしてスピーカに音を送ります。
【LFO枠内】…[Oscillator]モジュールは、オシレータです。"Pitch"に「-1」を入れていますが、これは、6.88Hzに相当します。低周波を作ります。また[Waveform]モジュールは、Sin波の指定です。[Multiply]モジュールは、掛け算をします。オシレータの信号(-5〜5v)を0.01倍にしています。LFOの信号でVCOの音程を揺らしています。
といった感じです^^;
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