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LFOのシンクロと繰り返し
これまで、LFOを使うとどういう音になるかみたいな話でした。LFOは、音を加工する別のモジュールに信号を供給して、その加工具合に変化を与える…といった使い方をしたりしますよね。音を出す程の周波数では、あんまり動作させないみたいですね(可聴域の下限は20Hz)。といってもオシレータなので、440Hzで動作させ、スピーカにつなぐと「ラ」の音で鳴るんでしょうね^^;。あんまりそういう使い方はしないんでしょうけど^^;
ところで、オシレータってのは、電源を入れると常に信号を発信してたりするんでしょうかね?。SynthEditでも(これはバーチャルな世界ですが…^^;)常に動作するような仕様になっているようです。実際、ハードウェアのオシレータを触った事はないので、何とも言えないんですが、日本に昔、シンセサイザが入ってきた頃の話を読むと「常に音が出ている状態で、止められなかった」という記述があったりするので、今も昔もシンセサイザの中のオシレータは、発振しっぱなしなんでしょうかね?^^;
音を出す、出さないというのは、EGとVCAで制御していて、鍵盤の押す押さないが関係してきますが、先の話のように、オシレータが常に動作していると、LFOも常に動作していることになりますね。そうすると、鍵盤を押すタイミングと、オシレータのタイミングとが、ズレる場合も出てきますね。ある時は、オシレータの発振する波形の頭だったり、ある時は、波形の1/2周期の部分だったりと、波形の位置はランダムになりますね。例えば「ワウワウ」の効果で、1/2周期の位置だったとすると「ウワウワウ」と、最初に「ウ」が聴こえたりするかもしれないですね!?(多分^^;)。全てに付いているのかどうかは知りませんが、オシレータには、動作を他の部分とシンクロナイズする機能を備えてたりします。これを使うと、鍵盤を押した時に発生する信号を、そこでキャッチし、再起動するというか…それまでの動作を止め、波形の頭から動作するように出来たりします。
また、オシレータというのは、周期性があるもので、波形の値を延々と繰り返し発振していますよね。例えば、サイン波だと、なだらかなカーブの繰り返しで、ノコギリ波だと、直線的に増加し、ある所で、値がストンと低くなったするのを繰り返します。だから「ワウワウ」って感じに繰り返してくれるんですが…^^;。LFOは、周期性のある効果を出したい時に使ったりするといいのかもしれないですね^^;
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