エンベロープ・フォロアの波形追いかけ度合い!?^^;

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エンベロープ・フォロアの波形追いかけ度合い!?^^;


「エンベロープ・フォロア」で続いていますが^^;、ギターのワウでは、これを「オート・ワウ」というエフェクタに使うようですね。ギターを弾いた時の波形を、エンベロープ・フォロアが追従し、その信号でフィルタのカットオフ周波数を動かすそうですね。なので、弾くと同時にワウが自動的にかかるという仕組みなんですね。単に「ワウ」というエフェクタもあったりするそうですが、これは、エンベロープ・フォロアを使うのではなく、フット・ペダル等でカットオフ周波数を調節したりするみたいですね。この音を歪ませたりすると、何か動物の鳴き声みたく、ワイルドな感じもしたりしますね^^;

ところで「エンベロープ・フォロア」には、入ってくる波形を追従する度合いを調節出来たりするんですが(って連日書いているような…^^;)、ギターの波形を入れた場合のエンベロープ・フォロアでは、大まかに追っかけている感じでした。以下、参考です。



- ピーク・フォロアでギター波形を追ってみる -


  • ギターの波形と、それをSynthEditの「Peak Follower」モジュールに入力し、
  • 出力した波形との比較をしてみました(ちょっと、ズレてたりしますが^^;)。
  • 5秒間の波形の図と、9ミリ秒の波形の図を順に表示しています。
  • 青の線がギターの波形です。
  • 赤の線が「Peak Follower」の出力波形です。




今回は、これに段階を付けて、もう少し、細かく追いかけてみました(音的には「ワウワウ」の効果からは、外れてしまいますが…^^;)。こんな感じなんですが、



- ピーク・フォロアの波形追いかけ度合い -


  • ギターの波形をSynthEditの「Peak Follower」モジュールに入力し、
  • 3段階に分けて度合いを変化させ、出力した波形を順にならべてみました。
  • 山と谷の部分が丸くなって、その差が小さくなり、全体的になだらかな波形となって、直線的になっています^^;
  • 青の線がギターの波形です。
  • 赤の線が「Peak Follower」の出力波形です。




細かい感じから大まかな感じへ変化させてみました(SynthEditの「Peak Follower」モジュールを使っています)。

通常波形は、0を中心に正の値、負の値を行ったり来たりしますが、エンベロープ・フォロアでは、入ってくる波形の絶対値を追従するみたいですね。なので、出てくる波形は、0以上の値となります。図では、ギターの波形を追いかけています。最初に「入力するギターの波形(青い線)」、次に「ギターの波形の負の値を正の値にした波形(青い線)」、そして3段階に分けて、その波形を追いかけています(赤い線)。徐々に、ギターの波形から変化をしていっています。山と谷の部分が丸くなって、その差が小さくなり、全体的になだらかな波形となって、直線的になっています。

という感じで、もっと直線的な状態にして、全体的に値を大きくしたり小さくしたり調節して、フィルタのカットオフ周波数へ入れると、ワウとかの効果で使えるのかな?と思ったりします。余談ですが、このエンベロープ・フォロアをシンセサイザで使うと「ボコーダ」という種類のシンセサイザになったりします^^




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