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波形に変化を与える(ウェーブシェーピング7)
前回「波形に変化を与える(ウェーブシェーピング6:余談続きで…^^;)」の終わりに、SynthEditの「Waveshaper2」の入力値の制限から、入力値を前もって圧縮して(^^;?)制限内に収めて「Waveshaper2」内の演算で伸長し、圧縮前の値に戻すってことを紹介しましたが、SynthEdit以外のモジュール・タイプのシンセサイザでは、どうなんでしょうね?^^;。そういう制限はないかもしれないですね。よくは知りませんが。
ところで、数式「5*sin(x/PI)」ですが、これを「Waveshaper2」で使うと、サイン波が横方向に膨らんだような波形に変化するということでした。そして、音は、奇数倍音が新たに発生するということでした。この波形の変化は、何の変化も起こらない、直線「y=x」から若干膨らみがあるからなんですが、この直線からもっと離れたところまで膨らませるとどうなるんでしょうね^^;。ってことで、数式「5*sin(x/PI)」よりも膨らんだ曲線にするには…うーん^^;
sinの場合、周期や、振幅を変えることは簡単ですが、周期や振幅を変えずに曲線の具合を変えるのは、ちと難しそうですね^^;。例えば、xに2をかけて式を「5*sin(x*2/PI)」としてやると、周期が変わります。また、5を2.5に変えて式を「2.5*sin(x/PI)」とすると振幅が変わります。でもこれらの曲線は、こんな感じになってしまうんです。
- 数式「5*sin(x/PI)」の周期、振幅を変えた時の曲線 -
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- 左側が数式「5*sin(x/PI)」のxに2をかけて周期を変えたものです。
- 右側が数式「5*sin(x/PI)」の5を2.5にして振幅を変えたものです。
- これでウェーブシェーピングしても面白いかもですね^^;
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これで波形に変化を与えても面白いかもですが…^^;
ウェーブシェーピングした時のことを思い出すと分るかもです^^;。サイン波を数式「5*sin(x/PI)」でウェーブシェーピングした時、サイン波に膨らみが出たのを利用するんです。数式「5*sin(x/PI)」はサイン波なので、これを同じく数式「5*sin(x/PI)」に代入すればいいかもですね^^;。数式は「5*sin(5 * sin(x/PI)/PI)」となるんですが、その曲線は、こんな感じになります。
- 数式「5*sin(x/PI)」の曲線にさらに膨らみをつける -
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- 左側が数式「5*sin(x/PI)」の曲線に膨らみをつけたものです。
- 右側が数式「5*sin(x/PI)」の曲線です。
- 左側の数式「5*sin(5*sin(x/PI)/PI)」は、数式「5*sin(x/PI)」を、
数式「5*sin(x/PI)」でウェーブシェーピングするみたいなもんですね^^;
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膨らみが増しました^^
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