Topページ > Waveshaper
次は 日本古来の音階
|
Waveshaperでウェーブシェーピング
前回「「Waveshaper2」と「Waveshaper」」の最後に「Waveshaper」が出てきましたが、これは、実際こんなモジュールだったりします。
- SynthEdit「Waveshaper」モジュールについて -
|
- SynthEditの「Waveshper」モジュールを3つ並べてたところです(サイズを大きくしています^^;)
- 左端は、デフォルトの状態、真ん中は、適当に点を動かした状態
右端は、座標(0,0)にあった点を座標(0,5)に動かしているところ
- デフォルトでは、11個の点が直線「y=x」上にあります。
- 点を動かすと、点と点をむずぶ線も動きます。
- 点を動かす時には、グラフ表示の左上に座標を表示します。
- 「Waveshaper2」と同じく11個の点で作りだした線でウェーブシェーピングをします。
|
(3つ並べたところです。左端の図はデフォルトの状態で、真ん中は適当に点を移動させたもの、右端は座標(0,0)にあった点を座標(0,5)に動かしたものです。)。「Waveshaper2」と同じくグラフ表示があり、入力した信号をグラフ上の線でウェーブシェーピングするモジュールです。「Waveshaper2」と違うところは、線の指定です。数式で指定するのではなく、点を動かす事により指定します。左端から右端まで直線「y=x」上に、11個の緑の四角の点を配置していますが、これをマウスで上下左右に動かす事が出来ます。点を動かすと点と点を結んでいる線も動きます。先の右端の図がそうなんですが、点を動かしている時にはグラフ表示の左上にxy座標の位置を表示するので、適当な位置に置く事が出来たりします。
と言う感じの「Waveshaper」です^^;。点をあれこれ動かすと色んなウェーブシェーピングが出来たりして、面白い音も発見出来たりしますけど、ノイズっぽい濁った音になることが多かったりします。なので、一点に着目して少しずつ動かしてみるといいかもですよね。例えば、デフォルトでは点を直線「y=x」上に配置してありますが、その一番右端の座標(5,5)にある点を上下に動かすとかです。因みに、その左隣の点が座標(4,4)にあるので、右端の点を動かすということは、入力波形の振幅4〜5の部分が変化するということになります。
入力する波形をサイン波440Hzとして、「Waveshaper」に入れると、デフォルトでも若干倍音が出ますけど、それは置いといて^^;、右端の点を次第に下げていきます。すると、下に0.5だけ動かした座標(5,4.9)の時でも倍音の音量が大きくなります。サイン波の「ポー」という音に、小さく「ビー」という音が加わってくる感じです^^;。更に下げて座標(5,0)にくると、かなり「ビー」という音が大きくなり、一番下の座標(5,-5)にすると「ポー」が聴き取れなくなるほどに「ビー」が大きくなります。
一番下の座標(5,-5)へ動かした時の線と波形と、倍音の周波数分布は、こんな感じになります。
- 「Waveshaper」の1点のみを動かしウェーブシェーピング -
|
- 11個ある点のうち、右端にある点を座標(5,-5)へ動かした時のウェーブシェーピングです。
- 入力信号はサイン波440Hzとしています。
- 右端の点を動かす事は、xの4〜5の範囲で線が変化するということなので、
入力信号の振幅4〜5の範囲のみがウェーブシェーピングすることになります。
- 偶数奇数の倍音を発生します。座標(5,4.9)へ動かしただけで倍音音量が大きくなってきます。
- 「Waveshaper」では、デフォルトの状態でもなぜか若干の倍音を発生します^^;
|
倍音は、偶数奇数ともにあり、音量は高域ほど小さくなってますね。サイン波の振幅4〜5の部分が大きく凹んでますね^^;
Copyright (C) FlawTips All Rights Reserved.
|
|
|