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Waveshaperでウェーブシェーピング(中央付近の点を動かす)
以前の「Waveshaperでウェーブシェーピング(右端と左端の点を動かす)」で左右の点を動かしましたが、真ん中の点…座標(0,0)にある点を動かすとどうなんでしょうね?^^;。以前、2次関数や正規分布の式など、y軸対称の線でウェーブシェーピングをした時、偶数倍音を発生しましたけど、真ん中の点を動かすと言う事は、何となくy軸対称の線になりそうですよね^^;。勿論、y軸上を上下させなければいけないですけども、両隣の点、座標(-1,-1)(1,1)の間でy軸対称の線っぽくなりそうです^^;
ということなんですが、実際サイン波を入れてみると、偶数倍音を発生します。最初の位置(0,0)から上方向または、下方向へ、移動する距離を大きくするほど偶数倍音の音量が大きくなっていきます。また、横方向にも移動させて、左斜め上など、y軸上ではない位置に置くと、奇数倍音も発生します。こんな感じになります。
- 「Waveshaper」の真ん中の点を真上に動かした時と、左斜め上に動かした時の倍音発生の違い -
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- 「Waveshaper」の真ん中の点を真上に動かした時(上)と、左斜め上に動かした時(下)のウェーブシェイピングです。
- 入力信号はサイン波440Hzです。
- 真上に動かした場合は、偶数倍音を発生していますが、
左斜め上に動かした時は、偶数奇数の両方の倍音を発生しています
(奇数倍音はやや小さいですが^^;)。
- 真上に動かした時にもわずかに偶数倍音を発生していますが、これは「Waveshaper」のデフォルト状態、初期状態でも発生している倍音と
変わらない音量だったりします^^;
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図の上の「Waveshaper」モジュールと、その横の周波数分布図が真上に動かした時の結果で、下が左斜め上に動かした時の結果です。真上に動かした時も、奇数倍音は若干発生しているんですが、これは「Waveshaper」のデフォルト状態で発生している奇数倍音の音量とそれほど変わらなかったりします^^;
真ん中の点を動かすと2次関数のような偶関数になって偶数倍音を発生するということなんですが、奇関数に近い形にするとどうなるんでしょうね?^^;。まあ予想では、奇数倍音を発生するんでしょうね^^。実際、真ん中の点の両隣の点、座標(-1,-1)(1,1)の2点を原点対称に動かしてみると、奇数倍音を発生しました。こんな感じになります。
- 「Waveshaper」の真ん中の点の両隣の2点を原点対称な位置に置いた時の倍音 -
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- 「Waveshaper」の真ん中の点の両隣の2点において、その左側の点を座標(-1,-1)→座標(-1,-2)へ動かし
右側の点を座標(1,1)→座標(1,2)へ動かした時のウェーブシェーピングです
- 入力信号はサイン波440Hzです。
- 奇数倍音を発生しています。
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左の点は、1だけ下げて、座標(-1,-2)に、右の点は、1だけ上げて、座標(1,2)に置いています。これは「Waveshaper2」のデフォルト状態で書き込まれている数式「5*sin(x/PI)」の作る曲線(奇関数)にやや似てたりしますね(でもない?^^;)。発生した倍音をみると、左から3番目の音量が一番大きくなっていて、ちょっと癖のある感じです。
他にも、色々な点の配置が出来たりするので、色んな倍音構成を作り出すことができそうですね^^;。倍音の構成によって、音が微妙に変化したりするので、色んな音色を作ることも出来たり…するのかな?^^;。まあアンサンブルにして多くの他の音と混じるとあんまり関係ないかもですけど^^;
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