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「九州炭坑節」−ヨナ抜き音階
前回「♪月が〜出た出ぇた〜「九州炭坑節」」の「九州炭坑節」ですが、古くからの地元盆踊りソングや、新しく作られたのが無かったりすると、この唄を使ってたりするのかな?その辺はよくわかりませんが…。小さい頃から地元で聴いていた盆踊りソングってのは、耳に染み付いてたりして、どの土地へ行っても、その盆踊りソングがかかっていると思い込んだりするのかもしれないですね(まあ複数の曲を流してたりしますが…)。そこで、ちょっとインターネットで盆踊りソングの数を調べてみると50〜60ぐらいのタイトルが出てきました。ちょっと調べただけで、そんだけ出てくるということは、日本には、盆踊りとかが行われそうな?温泉街とか沢山あるわけだし、もっと沢山の数があったりするんでしょうね(古くから続いている盆踊りは100以上はあるそうですね^^;)
「九州炭坑節」に話を戻して、この唄は「ヨナ抜き音階」で作られているみたいですね。音階というのは、例えば、ハ長調音階が「ドレミファソラシ」、ハ短調音階が「ドレミ♭ファソラ♭シ♭」というように、12音のどの音を使っているか…みたいなもんなんです。ヨナ抜き音階は、例えば、ドを基準の音?にすると、ハ長調音階(ドレミファソラシ)の4番目の「ファ」と7番目の「シ」の音を抜いた音階(ドレミソラ)だったりします(4と7を使わないのでヨナ抜きだという話だそうですが…)。ソを基準にすると、ト長調(ソラシドレミファ♯)の4と7を抜いて「ソラシレミ」となります。
「九州炭坑節」のオリジナルの調は、知らないのですけども、耳に残っている音からすると、ト長調でヨナ抜きだったりします。先の「ソラシレミ」の5音だけで作られているんですね。長調の5音だけを使っているので、長調的な明るい音に聴こえますよね。アジアでは、このヨナ抜き音階を使って作られた曲が多かったりしますね。
余談ですが、アジア以外でも古くからこの音階を使っているところがあるそうですよ。人類史のいつから歌うということが始まったのかは知らないですけども、現在地球上にいる人間は、アフリカいた一人の女性「イブ」の子孫という話もあったりしますよね。人類史上、最初に歌を歌った、または歌を作ったという人もいるのかもしれないですね…「歌吉さん」とか「歌子さん」とか^^;。歌うという行為が全世界に広まった時に、手本となる歌がヨナ抜き音階だったりすると…アジア以外でも、ヨナ抜き音階を使ってたりするのは不思議でもなかったりですね^^;
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