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沖縄古典音楽と低音域
沖縄の歌で最初に耳にしたのはなんだろう?と、遠い記憶をたどってみると、うーん色々聴いてたかと思うけど「これは沖縄の歌なんだ!」ってことで意識して聴いたのは「安里屋ユンタ」かな?って気がします。そういう意味で最初に聴いたのは、細野晴臣さんのアルバム『はらいそ』('78)に収録されている「安里屋ユンタ」だったりします(これを耳にしたのは、リリース後かなり経ってからなんです^^;)。でも、それよりも前にYMOのアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』('79)に収録されている、沖縄民謡をテクノに仕上げたという曲「アブソリュート・エゴ・ダンス」を聴いて、そのコーラスや使っている音などから「沖縄的」って思っていたので、それ以前から沖縄音楽をどこかで耳にしてたんでしょうね(因みに、この「アブソリュート…」は細野さんの作品だったりします)。
ところで、最初に聴いた細野さんのアレンジによる「安里屋ユンタ」の印象が強かったようで、沖縄で聴くような三線や太鼓の伴奏による「安里屋ユンタ」に何か物足りない…って印象を強く懐いてたりしました^^;。その違和感みたいなのは、ベースの音のある無しから来たのかな?って思ったりします(私自身、音楽を聴く際、ベースの音を追っかけてたりするので…^^;)。沖縄古典音楽や、沖縄民謡の音源を聴くと、低音部を演奏する楽器を使ってなかったりしますね(多少聴いただけなので…使っているものもあるのかな?^^;)
沖縄古典音楽に使われる主な楽器は、三線、箏(琴)、太鼓、笛など…だそうですけど(胡弓や三板もあるそうですね)、低音で音階を出せる楽器ってのがなさそうですね。なんででしょうね?^^;。でも、時々沖縄民謡を聴いていると何の楽器なのか分らないのですけど、ベースの音域より1オクターブ程高いけど、低音域の旋律って感じの演奏をしているものを耳にしたりします。もしかしたらアコースティック・ギターなのかもしれないです。音源しかないので、何なのかよく分からないです^^;
そういう低音域の旋律っぽい演奏が入っていても、何だか、その響きに先の違和感みたいなのを少し感じたりするんですけど、今はそういう響きも面白いって思えるようになりました^^;。というか、そういう発想を持ってなかったりするので、これはどういう影響?があって、その旋律が出てくるんだろう?って興味津々になったりもします。ほんと音楽ってのは色々なんですね^^;
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