唐船どーい(囃子、拍子)

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唐船どーい(囃子、拍子)


歌「唐船(とうしん)どーい」ですけど、これも「安里屋ユンタ」のように囃子が入っています。「安里屋ユンタ」では、途中に「さ〜ユイユイ」って入りますけど「唐船ドーイ」では「ユイヤナ」ってのと「ハイヤセンスル ユイヤナ」ってのが入ります。一番の歌詞は「唐船どーいさんてーまん、一散走えーならんしや(ユイヤナ)若狭町村ぬ、瀬名波ぬタンメー(ハイヤセンスル ユイヤナ)」ってなります。二番以降も同じ囃子になっています。一人で歌っている時には、囃子も含めて歌うので、聴いただけでは歌詞と囃子の違いを旋律のリズムから捉えにくかったりします。ですが、コーラスの人がいても最後の「ハイヤセンスル ユイヤナ」って所だけを歌っているみたいですね。まあアレンジによるんでしょうね^^;

先ほどの歌詞を、聴いた感じの「言葉の音」で書いてみると「とうしんどーいさんてーまん、いさんはえーならんしや(ユイヤネーエ)わかさ、まちむらぬさー、しなふぁぬたんーめー(ハイヤセンスル ユイヤネ)」って感じになります(句読点の部分は旋律の区切りという意味で使っています)。囃子の所、歌詞は「ユイヤネ」ってなっているように「ナ」を「ネ」で歌っているように聴こえます^^;)。これとは異なる音で歌っている場合もあったりします。

ところで、沖縄の民謡を聴いたりすると、フレーズの拍子について、ふと気付くことがあります。所々で変拍子という感じなんですけど、あまり違和感もなく聴けたりもします。違和感なく聴けるのは、表と裏(?)のリズムは変わらないので、そうなのかな?って思ったりします。例えば、4拍子だと、そのリズムは「ズン・チャ・ズン・チャ」って感じで「表・裏・表・裏」ってなりますね。これに旋律が表裏のリズムで乗っかっていれば、それほど違和感がなかったりします。

でも「唐船どーい」を聴いていると、途中で裏と表が変わるんです(アーティストによっては、変わらないようにアレンジしてたりしますが…)。一番の歌詞でいうと「若狭」と「町村ぬ」で表裏が変わります。心の中で「ズン・チャ・ズン・チャ」ってカウントしていると、最初は、歌のリズムと合うんですが、「町村ぬ」の所から歌のリズムが「チャ・ズン・チャ・ズン」ってなってしまいます。「若狭」の後を「ズン・チャ・チャ」って三拍子にすると「町村ぬ」以降「ズン・チャ・ズン・チャ」になります。面白い作りになってますね^^;



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