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唐船どーい(三線早弾き)
前回「唐船どーい(囃子、拍子)」の終わりに「唐船どーい」の拍子についてちょっと書きましたが、リズム楽器に太鼓を使うと、常に「ドン・ドン・ドン・ドン」って鳴っているので、変拍子的な流れは感じなかったりします。太鼓の音が同じ音程なのでそう感じるんでしょうね。現代風に、リズム楽器にドラムセットなどを使うとドラムを変拍子にするか、歌いだしのタイミングを変えないと、なんだか違和感を感じると思います。私の聴いた中では、ドラムは4拍子で演奏して、歌いだしのタイミングをうまく遅らせていました。余談ですが、ベースラインも入ったりして、激しくうねっている感じがしました^^;
まあ、変拍子でもそうでなくってもどちらも面白かったりする「唐船どーい」なんですけど、この曲は以前書いたようにとてもテンポよく、また盛り上がってくると更に早くなったりするので、演奏が大変みたいですね。太鼓は「ドン・ドン・ドン・ドン」って感じだから比較的楽なのかもしれないですけど、三線は大変みたいです^^;。いわゆる「早弾き」の部類に入る歌なんでしょうね。でも、お祝い等の場で演奏される曲だし、楽しいお祭り的な雰囲気になるんでしょうね。そういうのを演奏出来るようになりたいって感じでチャレンジする人は多いみたいですね。でもほんと難しいみたいですけど…^^;
歌の出だしは、繰り返しのフレーズが多く、2音を交互に弾いたりするので簡単そうなんですが、途中から複雑になってきます^^;。でも、一番一番のフレーズはそんなに長くないので、何とかがんばったら弾けるようになるかな?(な〜んて^^;)。三線の旋律は、一拍毎に高低高低って感じになっていて、高低差が常に5度音程(ドとソみたいな感じです)ぐらいだったりします。開放絃も多く使ってたりしますけど、指は行ったり来たりって感じになるんでしょうね。因みに、嘉手苅林昌さんのアルバム「BEFORE/AFTER」に収録されている「唐船どーい」を聴くと、一番二番三番…で演奏を少しずつ変えてたりします。というか「変えてる」って意識じゃなくって、無意識的にアドリブで弾いているんでしょうね。軽々弾いてますよ^^;
ところで、三線の演奏も大変なんですけど、スピードが速くなると歌うのも大変だったりします。沖縄的な読みってのもあるかもですけど、舌が回らなかったりしますよ(慣れたらなんでもないんでしょうけどね^^;)。まあ、その前に十番以上もある歌詞を覚えるのが大変だったりしますね^^;
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