YMOとYellow Magic Orchestra
「YMO」っていう名称は、実際「Yellow Magic Orchestra」の頭文字を取ったものなんです。正式名称は、フルネームの「Yellow Magic Orchestra」なんでしょうけど、今では「YMO」も正式名称ですよね。少しさびしい感じもしますけど、フルネームで言う人は、ほとんどいないですね。でも、デビューの頃「YMO」という言い方は、まだ生まれてなかったんでしょうね。名称についてアルバムの表記で調べてみると、3枚目のアルバムの欧米日でのYMOのライブ音源を集めた「パブリック・プレッシャー」までは、フルネームを表記していましたけど、その次のミニアルバム「X∞増殖」では「Y.M.O.」と表記していました。
「パブリック・プレッシャー」の発売日は、1980年の2月21日で「X∞増殖」の方は、同年の6月5日です。その間か、それ以前に略称で呼ばれることもあったんでしょうね。そして「YMO」と表記するアイデアが出てきたんでしょうね。因みに「X∞増殖」のレコード番号は「YMO-1」になってたりします^^;。YMOはアルファ・レコードからアルバムをリリースしていたので、レコード番号は、「ALR-****」って番号になると思うのですが、売れに売れていたので、そういうことも出来たそうですよ^^;
ところで、細野さんの音楽について色々と書いてある本「細野晴臣OMNI SOUND 」(著:オムニ・サウンド編集委員会/リットーミュージック社)っていうのがあります。この本の各章の終わりに細野さん関連の年表があったりするんですけど、1980年頃の年表を見てみると…『「BGM」発売。以降、正式に”YMO”と表記される。』…と書いてありました。それまでは「YMO」という名前も使っていたけど正式ではなかったんですね。まあメディアで「イエロー・マジック・オーケストラ」というフルネームでいうのは、少し面倒ですよね。それに「YMO」っていう符号だと、なんだか謎めいた暗号というか、何か想像が膨らんでいきそうです^^;
この「BGM」というのは、1981年3月21日にリリースされた5枚目のアルバムで、ジャケットの右上に、しっかりと「YMO」って表記されています。この頃は、中期YMOとか言われたりしますが、初期の「ライディーン」「テクノポリス」等のきらびやかで未来的なサウンドとは異なり、個々のメンバーのあまり思わしくない心の状態(?)が、そのまま描き出されている感じです。とても暗く落ち着いた感じがあります。
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