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『X∞増殖』と『サービス』
YMOのアルバム『X∞増殖』は、企画物アルバムということで、曲だけを収録しているのではなく、当時大阪のラジオ放送でDJなどをやっていたグループ「スネークマン・ショー」とのコントも入っており、「曲+コント」の形になっているんです。そういうコントを入れることで「ライディーン」「テクノポリス」といった未来的サウンドの路線が、一気に「お笑い」になったのかといえば、そうでもないのですね^^;
というのは「スネークマン・ショー」の雰囲気が、普通のお笑いの雰囲気ではなかったんですよね。すごく複雑で微妙な空気を作っていたというか、可笑しくないところが可笑しいというか、そういう一風変わった雰囲気を持っていたのです。でもYMOのサウンドと組み合わさると、とてもお洒落に感じました。
因みに、その「曲+コント」の形は、散開が決まってからリリースされるアルバム『サービス』でも姿を現します。その時には「スネークマン・ショー」では無く三宅裕司さんが座長をつとめる「劇団S・E・T(スーパー・エキセントリック・シアター)」だったりします。
今ふと思いましたが、YMOファンではなく「スネークマン・ショー」や「S・E・T」のファンからすれば「ラジオをコントでやっていて、その間に曲がかかっている」って感じにも取れたんですね。曲がメインという認識で聴いていたので、そういう見方には今まで気付かなかったなぁ^^;
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